女子プロテニス協会のWTAは15日に公式サイトで、世界ランク1位の
S・ハレプ(ルーマニア)が2017年の「WTAファン・フェイバリット・プレイヤー」に選出されたと発表した。
ファン投票によって選ばれる同賞は、これまで元世界ランク2位の
A・ラドワンスカ(ポーランド)が6年連続で受賞している。
今年は1位のハレプに続きラドワンスカが2位、3位には15カ月ぶりにドーピング違反による出場停止処分から4月に復帰した
M・シャラポワ(ロシア)が選ばれた。
2009年に同賞が設立されて以来、ハレプの受賞は史上4人目。これまでの受賞者は今回2位のラドワンスカ、3位のシャラポワ、そして北京オリンピック(中国/北京、ハード)金メダリストの
E・デメンティエワ(ロシア)のみ。
26歳のハレプは熱狂的なファンに長く愛されており、試合中には「シ・モ・ナ!」と会場で応援が送られるほど。
自身の公式ツイッターでは「私に投票してくれた皆さんに、とても感謝しています。この賞をとても誇りに思い、感動しています」と綴っている。
ハレプは2018年の初戦を1月1日に開幕する深セン・オープン(中国/深セン、ハード、インターナショナル)でスタートさせる予定。
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