今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女子シングルスを制した
S・スティーブンス(アメリカ)が、インディアナ大学イーストのコミュニケーション学で学士号を取得し、卒業したと自身のツイッターで明かした。
インディアナ大学イーストは、女子プロテニス協会のWTAと女子テニス・ベネフィット協会であるWTBAと共にパートナーシップを締結しており、プロテニス選手がツアーを回りながらもインターネットを利用して学士号を取得し卒業する機会を与えている。現在は12名の女子プロテニス選手が、このプログラムを利用中。
インターネットでのプログラムを終えて学位を取得したスティーブンスは、大学を訪れてキャンパスを歩き回り、卒業証書授与式にも出席。24歳のスティーブンスはインディアナ州リッチモンドにあるキャンパスを訪れて、大学職員、副学長、教授、学生らと顔を合わせた。
スティーブンスは授与式で以下を語った。
「こうして学位を取得したことは人生のハイライトの1つ。勉学は私の人生、そして家族にとって、いつも大切。家族の多くが大学を卒業しており、学位の取得は私のゴールの1つでもあった。WTAとインディアナ大学イーストと密な関係を続けて、私のゴールを実現することができて興奮している。キャンパスを訪れて、この学位を取得するために手助けしてくれた多くの人々に会えてとても嬉しかった」
今回の卒業でスティーブンスは、このプログラムを利用してすでに卒業している
V・ウィリアムズ(アメリカ)、
A・クドリャフツェワ(ロシア)、
I・ファルコーニ(アメリカ)らと同じく同大学の卒業生となった。また、
K・マローシ(ハンガリー)もこの12月に心理学の専攻で学位を取得し、卒業を迎えた。
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