テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日、女子テニスで元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)にワイルドカード(主催者推薦枠)を与えたと発表した。
2012・2013年の全豪オープンで2連覇を飾っている28歳のアザレンカは「全豪オープン出場のためにメルボルンに戻ることができてとてもわくわくしている。(全豪オープンは)お気に入りのトーナメント。過去2度優勝しているし、いつもコートはとても快適、街は素晴らしい」とコメントした。
アザレンカは2016年7月に妊娠を発表し、同年12月に第一子の男児を出産。今年6月のマヨルカ・オープン(スペイン/マヨルカ島、芝、WTAインターナショナル)で約1年ぶりのツアー復帰を果たし、ウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)ではベスト16へ進出した。
しかし、その後に息子の父親との親権問題で法的な争いになっていることを明かし、以降のツアー大会には出場しておらず、2018年1月1日に開幕するASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、インターナショナル)で約6カ月ぶりにツアー復帰することを発表している。
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