男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は大会最終日の19日、ダブルス決勝が行われ、第2シードの
H・コンティネン(フィンランド)/
J・ピアース(オーストラリア)組が第1シードの
L・クボット(ポーランド)/
M・メロ(ブラジル)組を6-4, 6-2のストレートで破り、2連覇を飾った。
>>ATP最終戦 組み合わせ表<<>>ゴファンvsディミトロフ 1ポイント速報<<この試合、序盤からポイントを先行したコンティネン/ ピアーズ組が1ブレークを守りきって第1セットを先取。続く第2セットでもクボット/ メロ組に1度もブレークさせず、1時間10分で頂点に立った。
昨年のATPファイナルズ決勝では、
R・クラーセン(南アフリカ)/
R・ラム(アメリカ)組を下して初優勝を飾っていた。
表彰式のスピーチでコンティネンは「向上心を常にもって戦い続けている。去年に続けてATPファイルズで勝てて良かった。来年も頑張ります」とコメントした。
今大会は、予選ラウンドロビンで第8シードの
R・ハリソン(アメリカ)/
M・ヴィーナス(ニュージーランド)組に敗れたが、第3シードの
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組と繰り上がりで出場のクラーセン/ ラム組を下し、グループ・エルティン/ハーフースを2位通過でベスト4に進出。
準決勝では、第4シードの
J・マレー(イギリス)/
B・ソアレス(ブラジル)組に7-6 (7-2), 6-2のストレートで勝利し決勝に駒を進めていた。
ダブルスの世界ランクで3位のコンティネンと同4位のピアースは今季、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン 、ハード、ATP250)1回戦で
錦織圭/
D・ティーム(オーストリア)組に敗れたものの、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、 グランドスラム)で優勝を飾るなど、4大会でタイトルを獲得した。
一方、敗れたクボット/ メロ組は惜しくも初のタイトル獲得とはならなかった。今シーズンはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)をはじめとする6大会で優勝を飾っていた。
また、同日にはシングルスの決勝も行われる予定で、初出場初優勝をかけて第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と第7シードの
D・ゴファン(ベルギー)が激突する。両者の試合は、日本時間20日の3時(現地19日の18時)以降に開始予定。
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