男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は20日、ダブルス決勝が行われ、第5シードの
H・コンティネン(フィンランド)(フィンランド)/
J・ピアース(オーストラリア)組が第7シードの
R・クラーセン(南アフリカ)(南アフリカ)/
R・ラム(アメリカ)組を2-6, 6-1, [10-8]の逆転で下し、初優勝を果たした。
>>ファイナルズ組み合わせ表<<第1セット、コンティネン/ ピアース組は2度のブレークを許してこのセットを先取されてしまうが、第2セットは1度もブレークを許さず、クラーセン/ ラム組のサービスゲームを2度破りセットカウント1ー1に持ち込む。
10ポイント先取のタイブレークでは最後2ポイントを連取し、最終戦のタイトルを獲得した。
両組は今回が4度目の対戦。グループフレミング/マッケンロー予選ラウンドロビンでも対戦しており、コンティネン/ ピアース組の4連勝。
今季、コンティネン/ ピアース組は、ブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)、BMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP250)、ゲルマン・オープン(ドイツ/ハンブルク、クレー、ATP500)、BNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)の4大会で優勝を飾っており、これが今シーズン5度目のタイトル獲得となった。
また、準決勝で敗退した第2シードの
J・マレー(英国)/
B・ソアレス(ブラジル)組は、ペアでダブルス年間ランキング1位が確定している。
ATPワールドツアー・ファイナルズは、今季の獲得ポイント上位8組のみが出場できる。4組が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2組が決勝トーナメントに進出。1位通過組はもう一方のグループの2位通過組と準決勝で対戦する。
予選ラウンドロビンの結果一覧は下記の通り。
【グループ・フレミング/マッケンロー】(1)
PH・エルベール(フランス)/
N・マウー(フランス) 0勝3敗
(4)
F・ロペス(スペイン)/
M・ロペス(スペイン) 1勝2敗
(5)H・コンティネン/ J・ピアース 3勝0敗
(7)R・クラーセン/ R・ラム 2勝1敗
【グループ・エドバーグ/ヤリード】(2)J・マレー/ B・ソアレス 3勝0敗
(3)
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ) 2勝1敗
(6)
I・ドディグ(クロアチア)/
M・メロ(ブラジル) 1勝2敗
(8)
TH・フェイ(フィリピン)/
M・ミルニ(ベラルーシ) 0勝3敗
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