男子テニスのイントゥルム・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)は17日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
杉田祐一が世界ランク57位の
D・イストミン(ウズベキスタン)を1-6, 6-3, 7-6 (7-4)の逆転で下し、大会初の初戦突破を果たした。
>>杉田らストックホルムOP 対戦表<<>>杉田 2回戦 1ポイント速報<<この日、序盤から自身のサービスゲームで苦戦した杉田は2度のブレークを許して第1セットを落とす。
続く第2セットは互いにサービスキープが続くなか、杉田は第8ゲームでブレークに成功し、リードを守ってセットカウント1-1に。
迎えたファイナルセット、ミスが増えたイストミンからポイントを先行した杉田が第1ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチを迎えた第10ゲームを落としたが、タイブレークを制して過去2連敗していたイストミンから初勝利をあげた。
2回戦では、世界ランク83位の
N・ゴンボス(スロバキア)と同91位の
M・バグダティス(キプロス)の勝者と対戦する。
29歳の杉田は今季、アンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で日本男子史上3人目となるツアータイトルを獲得。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で初戦突破を果たすと、国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)ではシングルスで2勝をあげ、日本の勝利に大きく貢献した。
さらに楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)では大会初のベスト8に進出。大会後に発表された世界ランキングで自己最高の36位を記録し、
錦織圭に次ぐ日本男子史上2人目の30位台へ浮上した。
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