男子テニスの上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は15日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第1シードの
R・ナダル(スペイン)との38度目のライバル対決を6-4, 6-3のストレートで制して3年ぶり2度目の優勝を飾り、キャリア通算94勝目をあげた。
>>上海マスターズ対戦表<<決勝戦、序盤から早いテンポで攻撃を仕掛けたフェデラーがナダルを圧倒。10本のサービスエースを放ち、ナダルに1度もブレークポイントを与えず、1時間12分でマスターズ27勝目をあげた。
36歳のフェデラーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)やウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でタイトルを獲得。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)はベスト8に終わったが、今回の勝利で今シーズン6勝目となった。
シーズン開幕時に16位だった世界ランキングを現在2位まで上げており、11月12日に開幕するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)の出場をすでに決めている。
一方、2度目の上海マスターズ決勝に臨んだナダルだったが初優勝とはならず、マスターズ歴代最多の31勝目をあげることは出来なかった。
■関連ニュース■
・ナダルとフェデラーの復活か・フェデラー 複ナダルにご満悦・ナダル フェデラー戦「光栄」