テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、第13シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>全米OP対戦表<<この日、ファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得したクヴィトバは、4度のブレークに成功して1時間46分で勝利を手にした。
準々決勝では、第9シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。ヴィーナスは、4回戦で世界ランク35位の
C・スアレス・ナバロ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
27歳のクヴィトバは、昨年12月に自宅でナイフを持った強盗に襲われ、その襲撃を防ごうとした際に利き手である左手に大怪我を負った。
その後、リハビリを経て今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で復帰。6月のAEGONクラシック・バーミンガム(イギリス/バーミンガム、芝、WTAプレミア)ではキャリア通算20勝目をあげたが、以降は大会序盤での敗退が続いていた。
全米オープンでは2015年にベスト8に進出。昨年は4回戦で
A・ケルバー(ドイツ)にストレート負けを喫した。
一方、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会2勝目を記録したムグルサだったが、大会初のベスト8進出とはならなかった。前哨戦のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTAプレミア5)でタイトルを獲得して今大会に臨んでいた。
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