- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

修造氏、休養の錦織へ「課題」

松岡修造
全米OPについて語った松岡修造氏
画像提供: tennis365.net
8月7日、都内某所にて日本テニス協会強化副本部長、WOWOWテニス解説者の松岡修造氏が、28日から開幕する今季最後の四大大会・全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の全貌や、その特徴・日本勢の活躍について語った。

2017年シーズン、年明けから数々の熱い戦いが繰り広げられてきたテニス界。

これまで行われてきた四大大会のタイトルは、R・フェデラー(スイス)R・ナダル(スペイン)の2人のレジェンドが総なめするという驚きと感動を与え、今季はある意味「常識外れ」な展開となっている。

そして、迎える今季最後のグランドスラム・全米オープン。その全貌を松岡氏に聞いた。

「個人的にはフェデラー選手、ナダル選手がどこまでできるかというのは注目して見てます。マレーも正直あまり良い状態じゃない。本来であれば優勝候補には"いない2人"なはずなんですよ」

「それがなぜ優勝候補になっているのか考えた時に、間違いなくモチベーションが最も高い人たちなんですよね。なぜモチベーションが高くいられるかというと、身体がフレッシュなんですよ。大きな怪我がないということですね」

「怪我があった時はどこか集中できず、誤魔化しながらやっていた。でも今は100パーセント、テニスに集中できる身体があるから、それがモチベーションと進化に繋がっている。フェデラーもナダルも、昔のテニスより攻撃的ですし、昔よりもバリエーションが増えている。今はいろんな選手が出てきていますけど、どんな戦略をしても敵わないんですよね」と両選手を分析。

現在36歳のフェデラーと31歳のナダルが、どこまで進化したプレーを見せてくれるのか、また新たな感動を与えてくれるのかは、今年の全米オープンの見どころの1つと言える。

そのフェデラーとナダルも昨年までは怪我に苦しみ、シーズンを完走することなく長期休暇を余儀なくされたのは記憶に新しい。30代の選手がテニスの厳しい過密スケジュールの中で勝ち続けるのは無理なのか、そう思ったテニスファンも少なくないだろう。

しかし、2人のレジェンドはそんな考えを裏切り、見事なカムバックを見せた。

「フェデラーもナダルも怪我で思うような試合ができず、長期休養を余儀なくされました。その期間を経てきたからこそ、戻ってきた時のモチベーションが高かった。心からテニスを愛し、テニスをしたいという気持ちが彼らの軌跡ともいえるカムバックを実現させたんだと思います。怪我を治すだけでなく、もう一度テニスとどう向き合うかということもカムバックした時の結果につながっていくのではないでしょうか。」

トップ5選手の内、N・ジョコビッチ(セルビア)S・ワウリンカ(スイス)が怪我で戦線離脱。それは日本のエース・錦織圭も例外ではなく、先日手首の怪我で今季の前大会を欠場することを発表した。

松岡氏は「ジョコビッチの怪我は、長年の蓄積での怪我で、そのストレスが戦う気力を奪っていった。ここで無理をするよりもしっかりとケガを治し、気持ちも体もリセットしたいと思ったのでしょう」

「今年は錦織圭の良さである集中力とフォーカス力、タフさがなかった。でもそれが、ナダルやフェデラーのように蘇ってくれれば、100パーセント僕は(グランドスラム優勝の)筆頭にもっていきます。どういうメンタル、モチベーションで戦うか、それに尽きると思いますね。だからこそ、ケガを治すことも大事ですが、圭の良さを取り戻すためにはどうすべきかということも、この機会に是非取り組んでほしい課題です」と話した。

そんな中、全米オープンでは日本勢の活躍も気になるところ。今年は杉田祐一が松岡氏のランキングを抜いて自己最高の43位を記録する躍進を見せている。

杉田の活躍について松岡氏は「杉田は凄いですよ。なんでこんなに評価が低いんだろう。少なくとも僕を抜いたわけですから、これは凄い評価だと思うんですよね。自分で言うのもなんですけど」

「彼のテニスは良いです。一言でいうと、相手が100%の調子でなければ、どの選手とやっても勝つチャンスがある。不思議な言い方ですよね。でも、もの凄くチャンスがある。それだけ、杉田っていう選手はテニスが安定してるんです。杉田とやってると、諦めたくなるぐらいしつこい。フレッシュな杉田は、絶対に当たりたくない相手ですね」と、高く評価していた。

全米オープンでどんな活躍を見せてくれるのか、杉田の快進撃に期待が高まる。

「全米オープンが一番棄権者が多いんじゃないですか?それだけ暑いし、ハードコートシーズンでATP1000マスターズが続いてきて、さらにシーズン最後のグランドスラムということで、みんな体力が一番キツイ中で戦っている。天候もいろいろ左右してくる。でもそれが、グランドスラムなんでしょうね」

真夏のアメリカ・ニューヨークで開催される今季最後のグランドスラム・全米オープン。熱戦の末、栄光を手にするのは誰なのか。世界最高峰の大会でトップ選手たちの熱き戦いに注目が集まる。

WOWOWでは、その熱戦の模様を連日生中継で放送する。

【全米オープンテニス】
8/28(月)~9/11(月) WOWOWにて連日生中継 ※第1日無料放送


■関連ニュース■ 

・錦織「来年までに治したい」
・錦織 3年ぶり世界10位へ後退
・杉田 8強に手応え「嬉しい」
(2017年8月22日21時01分)

その他のニュース

2月5日

本玉真唯 ストレート勝ちで8強 (18時43分)

2年連続で初戦突破「自信に」 (17時50分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時21分)

【告知】西岡良仁vsナカシマ (16時09分)

世界8位 快勝で5年連続初戦突破 (14時54分)

シャイな世界9位の“実直”さに注目 (13時54分)

ハレプ引退「もう不可能」 (11時28分)

アルカラス 低調な内容も初戦突破 (10時04分)

【告知】錦織圭vsマハツ (8時07分)

元世界1位、突然の引退発表 (7時21分)

計7時間!? 同日に準決勝&決勝  (0時37分)

2月4日

内島萌夏 世界27位に惜敗 (22時26分)

本玉真唯 日比野菜緒にストレート勝ち (21時04分)

【第39回日本リーグ女子】 決勝T組合わせ (18時03分)

【第39回日本リーグ男子】決勝T組合わせ (17時09分)

元世界2位 15ヵ月ぶりツアー復帰 (15時56分)

全国選抜テニス 団体戦組合せ決定 (12時37分)

ダニエル太郎 フルセットで敗れ初戦敗退 (12時02分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsティアフォー (10時00分)

チチパス快勝で今季マッチ2勝目 (9時15分)

メド、ワウリンカに逆転勝ちで初戦突破 (8時13分)

2月3日

約1年3ヶ月ぶり 9度目V (23時14分)

17歳 園部八奏 世界55位に快勝 (21時22分)

3度目の正直「ついに優勝できた」 (20時08分)

錦織・西岡ら3日付世界ランク (17時35分)

西岡良仁 波紋呼ぶ“接触事故”に言及 (16時27分)

大坂は変動なし 3日付日本勢世界ランク (15時09分)

怒りの声明「この1週間全てが台無し」 (14時55分)

日本らデ杯予選1回戦結果一覧 (13時32分)

シナーが「今ベストの選手」 (12時13分)

加齢で変化 メド「火絶やさないように」 (10時48分)

今季2勝目、室内ハードで強さ発揮 (9時09分)

遺恨残る事件へ発展…選手接触→敗退に (7時44分)

2月2日

17歳 園部八奏 快勝でツアー本戦入り (21時11分)

世界10位撃破の金星 初の決勝へ (19時42分)

ジョコ不在でまさかの大逆転負け (17時34分)

錦織圭 アジア勢初の快挙達成 (15時18分)

全国選抜テニス 出場校が決定 (13時55分)

疑惑の判定で一触即発の事態 (11時18分)

17歳 園部八奏 ツアー本戦に王手 (9時07分)

日本 次戦は強豪ドイツに決定 (8時01分)

錦織圭 初戦で第6シードと激突 (6時48分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!