男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は13日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)は第4シードで20歳の
A・ズベレフ(ドイツ)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、2006年以来11年ぶり3度目の優勝とはならなかった。
>>錦織らW&Sオープン対戦表<<>>錦織W&Sオープン初戦 1ポイント速報<<決勝戦、第1セットを30分で落とした元王者のフェデラーは第2セットに入るとドロップショットやネットプレーを織り交ぜた。さらにリターンの位置を変えるなど変化をつけて3本のブレークチャンスを握ったが、これを逃すと失速してズベレフに主導権を握られ、1時間8分で力尽きた。
今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制している36歳のフェデラーは、ロジャーズ・カップの決勝で敗れるのは今回で4度目となった。
現在開催中のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)には第2シードで出場し、今シーズン「ATPマスターズ1000」3勝目を狙う。初戦の2回戦では、
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と
K・カチャノフ(ロシア)の勝者と対戦する。
一方、ロジャーズ・カップで初優勝を飾ったズベレフは今季5勝目、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で2度目のタイトル獲得を果たした。
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