男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は9日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードの
錦織圭は世界ランク22位の
G・モンフィス(フランス)に7-6 (7-4), 5-7, 6-7 (6-8)の逆転で敗れ、3年連続の3回戦進出とはならなかった。
>>ロジャーズ杯 対戦表<<今大会はシード勢が1回戦免除のため、この日が初戦だった錦織は序盤からミスが先行して第2ゲームで先にブレークを許すも、第3ゲームですぐにブレークバックに成功。その後、互角の打ち合いとなったが、錦織がタイブレークをものにして第1セットを先取する。
続く第2セット、ミスが増えたモンフィスの隙きを突いて錦織が第2ゲームで先にブレークに成功。ゲームカウント5-2とリードを広げた錦織だったが、モンフィスに5ゲーム連取を許してこのセットを落とし、セットカウント1-1に。
ファイナルセット、タイブレークで4本のマッチポイントを握った錦織だったが、これを活かすことが出来ず、激闘に敗れた。
錦織はロジャーズ・カップに、今年で5度目の出場。トロントで開催された昨年は、決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾っていた。
前週行われた夏のハードコートシーズン初戦のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)では、序盤から苦戦を強いられるも2年ぶりにベスト4に進出。しかし、準決勝では
A・ズベレフ(ドイツ)にストレートで敗れ、2年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。
一方、2年連続の3回戦進出を果たしたモンフィスは3回戦で、第12シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは、2回戦で世界ランク44位の
R・ハリソン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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