男子テニスのジャーマン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は30日、シングルス決勝戦が行われ、ラッキールーザーの
L・メイヤー(アルゼンチン)が世界ランク101位の
F・マイヤー(ドイツ)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで破り、2014年の同大会以来 約3年ぶりのツアー優勝を果たした。
>>錦織らシティOP組み合わせ<<>>錦織 2回戦1ポイント速報<<同じ姓(Mayer)同士の対決となった決勝、第1セットを先取したメイヤーだったが、続く第2セットでは6度のブレークチャンスを活かせずに落とし、セットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットではさらにギアを上げたメイヤーが4本のサービスエースを叩き込んでマイヤーに反撃の隙を与えず、1時間57分で勝利を手にした。
現在30歳のメイヤーは、今大会の予選決勝で敗れるも本戦に欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入り。準決勝では、予選勝者の
F・デルボニス(アルゼンチン)をストレートで下して今シーズン初の決勝進出を果たしていた。
2003年にプロへ転向し、2014年のジャーマン・オープンでツアー初優勝。今回はキャリア通算2勝目をあげた。
また、先週のクロアチア・ウマグ・オープン(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)でもラッキールーザーの
A・ルブレフ(ロシア)が優勝を飾っており、2週連続でラッキールーザーがタイトル獲得となった。
■関連ニュース■
・扇風機で負傷 無念の途中棄権・錦織 シティOPは2回戦から・決勝は快進撃の「同姓対決」