男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は23日、シングルス決勝戦が行われ、第1シードの
J・イズナー(アメリカ)が予選勝者で世界ランク249位の
M・エブデン(オーストラリア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下して今季初、大会5年ぶり3度目の優勝を果たした。キャリアでは通算11勝目。
この日、エブデンのコートに17本ものサービスエースを叩き込んだイズナーは、エブデンに1度もブレークチャンスを与えずに圧倒。
第2セットではタイブレークへ突入するも、最後はポイントを連取し、1時間14分で勝利した。
今大会、32歳のイズナーは初戦の2回戦で
S・グロス(オーストラリア)、準々決勝で
D・ノビコフ(アメリカ)、準決勝で
B・フラタンジェロ(アメリカ)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。大会を通して、決勝を含め1度もブレークポイントを与えずにタイトルを獲得した。
1991年以降、ブレークポイントを握られることなく優勝したのは、2007年のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)での
T・ハース(ドイツ)に次ぎ2人目となった。
■関連ニュース■
・イズナー 錦織を「世界トップ」・婚約発表 世界21位イズナー・錦織、米に戻り練習開始