テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、女子シングルス4回戦が行われ、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)覇者で第13シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)が第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで下し、大会初のベスト8進出を果たした。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、スイトリナの3倍となる42本のウィナーを決めたオスタペンコは、6度のブレークに成功して1時間43分で勝利を手にした。
準々決勝では、第10シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と第27シードの
A・コニュー(クロアチア)の勝者と対戦する。
今大会は、1回戦で
A・サスノビッチ(ベラルーシ)、2回戦で
F・アバンダ(カナダ)、3回戦で
C・ジョルジ(イタリア)を下して4回戦に駒を進めた。
20歳のオスタペンコは、ウィンブルドンに今年で3年連続の出場。昨年は1回戦で
K・ベルテンス(オランダ)にストレートで敗れていた。
今季は、ボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTAプレミア)で準優勝。今季グランドスラム2戦目の全仏オープンでは、オープン化以降の女子で史上初のノーシードからタイトルを獲得する快挙を成し遂げた。
一方、敗れたスイトリナは大会初のベスト8進出とはならなかった。
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