テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス1回戦が行われ、第20シードの
N・キリオス(オーストラリア)は
PH・エルベール(フランス)に3-6, 4-6とリードされた時点で腰の負傷により途中棄権した。
>>錦織2回戦 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<試合後の会見でキリオスは「問題があったのは分かっていた。前哨戦のクイーンズで転んでから腰の辺りに違和感を感じていた。今日は出来ることを全てやったけど、回復するまでの時間が足りなかった」と棄権の理由を明かした。
続けて「ドクターと話し、プレーするなと言われた。ウィンブルドンは大好きな大会だから、とても辛い。簡単な決断ではなかった。10日間の休養もとったし、注射もしてリハビリもした。回復はしたけど、クイーンズで転倒してしまった」と落胆した。
最後に、手術について質問されたキリオスは「分からないし、少しは怖さもある。現時点では手術が必要なほどではないと感じている」と述べた。
一方、勝利したエルベールは、2回戦で
B・ペール(フランス)と対戦する。ペールは1回戦で
R・デュトラ・シルバ(ブラジル)をセットカウント3-1で下しての勝ち上がり。
対戦したエルベールについて、キリオスは「芝で素晴らしいプレーをしていた。サービスも良かったし、これからも良いテニスをするだろう」と期待を寄せていた。
■関連ニュース■
・錦織の棄権を擁護キリオス・フェデラー 優勝予想に錦織ら・錦織 杉田を評価「30・20位」