テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、第6シードのD・ティエムが予選勝者の
S・ボレッリ(イタリア)を7-5 ,6-1, 6-3のストレートで下し、2年連続の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsシャーディ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合、ティエムは第2ゲームでブレークを許し、ゲームカウント0-3とリードされるが、その後は本来の調子を取り戻し、第1セットを先取する。
第2セットではボレッリのサービスを3度破り、流れに乗ると、第3セットではサーブを軸にゲームを展開。最後はサービスエースでこの試合を締め括った。
3回戦では、第25シードの
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。ジョンソンは、同日の2回戦で世界ランク40位の
B・チョリッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。
23歳のティエムは、前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)準々決勝で、今シーズンのクレーコートで負けなしだった
R・ナダル(スペイン)を破り、話題となった。
昨年の全仏オープンでは、準々決勝で
D・ゴファン(ベルギー)を下してグランドスラム初のベスト4進出を果たしていた。
一方、敗れたボレッリは2009年に世界ランキング36位まで上り詰めた実力者。ここ数年は怪我に苦しみ、今大会も予選からの出場だったが、本戦1回戦で地元フランスの
N・マウー(フランス)に勝利し、2回戦に進んでいた。
■関連ニュース■
・23歳ティエム 初尽くしの勝利・準Vティエム 全仏本命2番手か・女性記者へ不適切行為で出禁