28日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、昨年覇者で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と歴代最多9度の優勝を誇る第4シードの
R・ナダル(スペイン)がボトムハーフに入り、両者が勝ち上がると準決勝で対戦する組み合わせとなった。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<前哨戦のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準決勝では、ナダルが2014年の全仏オープン決勝以来3年ぶりにジョコビッチを破った。
全仏オープンでは2015年の準々決勝が最後で、その時はジョコビッチがストレート勝ちした。
昨年、全仏オープンで初優勝を飾り、史上8人目の生涯グランドスラムを達成したジョコビッチ。以降は不振が囁かれるも、前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では準優勝を飾り、今大会へ乗り込んでいる。さらに今大会から元王者の
A・アガシ(アメリカ)をコーチに招き、更なる飛躍を狙う。
一方のナダルは今季好調で、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)、ムチュア・マドリッド・オープンの3大会連続でタイトルを獲得した。
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