男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードのD・ティエムが第4シードの
R・ナダル(スペイン)に6-4, 6-3のストレートで勝利し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>錦織らジュネーブOP対戦表<<>>BNLイタリア国際対戦表<<今季、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)とムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)の2大会連続でナダルに敗れていたティエムだったが、この日はわずか1度しかブレークを許さず、1時間51分で勝利を手にした。
今回の勝利で、ティエムはナダルとの対戦成績を2勝4敗とした。
準決勝では、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
23歳のティエムは今季、2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得。モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、ATP1000)では3回戦で敗れたが、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルとムチュア・マドリッド・オープンの2大会連続で決勝に進出するなど、クレーで好調をキープしている。
一方のナダルは今シーズン、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル、ムチュア・マドリッド・オープンのクレー3大会でタイトルを獲得するなど無類の強さを見せていたが、クレーの連勝は17でストップした。
■関連ニュース■
・錦織決断 全仏へ弾みとなるか・猛抗議 主審へ大ブーイング・ナダル戦で大ブーイング