男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)は20歳で世界ランク59位の
B・チョリッチ(クロアチア)に3-6, 3-6のストレートで敗れる波乱に見舞われ、5年連続のベスト8進出とはならなかった。
>>錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>ナダルvsキリオス 1ポイント速報<<>>錦織らマドリッドOP対戦表<<この試合、チョリッチの強力なストロークにミスが先行したマレーは、3度のブレークを許し第1セットを落とす。続く第2セットもポイントを先行することが出来ないマレーは、第8ゲームで先にブレークされて敗退となった。
昨年のムチュア・マドリッド・オープンのファイナリストであるマレーは、初戦の2回戦で世界ランク104位の
M・コピル(ルーマニア)を6-4, 6-3のストレートで下し、3回戦に駒を進めていた。
ムチュア・マドリッド・オープンには、今年で5年連続11度目の出場。2008・2015年にはタイトルを獲得、昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝に終わった。
その他のシード勢は、第6シードの
錦織圭と第2シードのジョコビッチがベスト8進出を果たしたが、第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)は3回戦で敗退となった。
一方、勝利したラッキールーザーで出場のチョリッチは準々決勝で、第8シードのD・ティエムと第12シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。
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