男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、第16シードの
N・キリオス(オーストラリア)が試合前のウォーミングアップで放ったサービスが世界ランク64位の
M・バグダティス(キプロス)に直撃寸前となるハプニングが起こった。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>土居らマドリッドOP対戦表<<これに対し、バグダティスは冗談めかしながら反発。キリオスも笑顔で謝る素振りを見せ、会場を沸かせた。
試合は、1度もブレークポイントを与えなかったキリオスが7-6 (7-1), 6-4のストレートで勝利し、3年連続の初戦突破を果たした。
2回戦では、
B・トミック(オーストラリア)と
R・ハリソン(アメリカ)の勝者と対戦する。順当に勝ち進んだ場合、3回戦では第4シードの
R・ナダル(スペイン)と顔を合わせる組み合わせ。
22歳のキリオスは、ムチュア・マドリッド・オープンに3年連続の出場。昨年は準々決勝で
錦織圭に7-6 (8-6), 6-7 (1-7), 3-6の逆転で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、前週のエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、クレー、ATP250)を欠場していたため、今大会が今季初のクレー大会となる。
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