男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク30位の
D・フェレール(スペイン)が予選勝者の
M・ククシュキン(カザフスタン)を2-6, 7-6 (7-1), 6-4の逆転で下し、2回戦進出を果たした。
>>錦織らマドリッドOP 対戦表<<>>土居らマドリッドOP対戦表<<この試合、第1セットを落としたフェレールだったが、続く第2セットをタイブレークの末に取りセットカウント1-1に。その後、ファイナルセットではファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得してククシュキンに1度もブレークを許さず、2時間28分で勝利を手にした。
2回戦では、第10シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
現在35歳のフェレールはシーズン開幕から早期敗退が相次ぎ、2月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)から4大会連続で初戦敗退を喫するなど、思うようなプレーが出来ていなかった。
先週のエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)では、昨年10月のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)以来となるツアーベスト4進出を果たした。
過去のムチュア・マドリッド・オープンでは、2010・2014年の4強入りが最高成績。
今大会は、順当に勝ち進むと3回戦で第6シードの
錦織圭と対戦する組み合わせ。
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