男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、第12シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク37位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を7-6 (9-7), 6-4のストレートで下し、2年ぶりの初戦突破を果たした。
>>モンフィスvsシモン 1ポイント速報<<>>錦織らマドリッドOP対戦表<<この日、ディミトロフはコールシュライバーに先にリードを許す展開となるも、すぐにブレークバックに成功してタイブレークへ突入し、接戦を制して第1セットを先取。
その後、第2セットでは2度のブレークに成功し、1時間47分で勝利した。
2回戦では、
I・カルロビッチ(クロアチア)と
R・バウティスタ=アグ(スペイン)の勝者と対戦する。
世界ランク12位のディミトロフは今季、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で
錦織圭を破り優勝。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初のベスト4進出を果たし、続くソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)で今季2勝目をあげるなど、好調な滑り出しを見せていた。
しかし、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で初戦敗退を喫して以降、早期敗退が続いていた。
過去のムチュア・マドリッド・オープンでは、2015年のベスト8進出が最高成績。その時は3回戦で
S・ワウリンカ(スイス)を破る番狂わせを起こした。
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