男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は28日、シングルス準々決勝が行われ、快進撃を続けていたラッキールーザーの
杉田祐一は第4シードで世界ランク9位のD・ティエムに1-6, 2-6のストレートで敗れ、ツアー初のベスト4進出とはならなかった。
>>杉田vsティエム 1ポイント速報<<両者は今回が初の対戦。
今大会、杉田は予選で敗れて一時は本戦を逃したが、
錦織圭が右手首の負傷で欠場したためラッキールーザーで初の本戦出場を果たした。
1回戦では元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)、2回戦では第9シードの
R・ガスケ(フランス)、3回戦では第7シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を破る快進撃で、ATP500で初のベスト8進出を決めている。
対する23歳のティエムは、初戦の2回戦で
K・エドモンド(英国)、3回戦で
D・エヴァンス(英国)をそれぞれストレートで破っての勝ち上がり。
現在の世界ランクは9位で、ここまでキャリア通算8勝を誇る。昨年の全仏オープンでは四大大会初のベスト4へ進出。さらに「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で上位8選手しか出場が許されないATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、 室内ハード)に初出場した。今季はリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得している。
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