女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)は27日、シングルス4回戦が行われ、予選勝者で世界ランク87位の
尾崎里紗は第1シードで同1位の
A・ケルバー(ドイツ)に2-6, 2-6の完敗を喫し、大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>錦織vsデルボニス 1ポイント速報<<>>錦織らマイアミOP対戦表<<初の対戦となったこの試合、尾崎は第3ゲームでブレークを許すと勢いに乗ったケルバーを止めることが出来ずに第1セットを落とす。その後、主導権を握られた尾崎は女王ケルバーに食らいつくも、挽回の糸口を見出だせずにストレートで敗れた。
22歳の尾崎は、今大会の予選2試合を勝ち抜いて本戦入りを果たし、1回戦で
L・キリコ(アメリカ)を逆転で下して大会初勝利。続く2回戦で第16シードの
K・ベルテンス(オランダ)、3回戦では世界ランク47位の
J・ゴルゲス(ドイツ)を破る快進撃で、グランドスラムに次ぐグレードの「WTAプレミアマンダトリー」で初のベスト16へ進出していた。
今シーズンは、ホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTAインターナショナル)で予選を勝ち上がりベスト8進出。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では大会初の本戦ストレートインを果たすも、1回戦で
S・エラーニ(イタリア)に敗れた。
一方、勝利したケルバーは準々決勝で第7シードの
S・クズネツォワ(ロシア)と第11シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。
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