男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、4連覇と6度目の優勝を狙う第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク46位の
K・エドモンド(英国)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、11年連続11度目の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsミュラー1ポイント速報<<>>BNPパリバ対戦表<<この日、序盤から雄叫びをあげて自身を鼓舞したジョコビッチは第1セットを先取。しかし、第2セットは22歳の若手エドモンドの鋭いフォアハンドのストロークに苦しみ、リードを許してしまう。その後、ブレークバックに成功して息を吹き返したジョコビッチがタイブレークを制し、1時間51分で勝利した。
3回戦では、第31シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。両者は今回が17度目の対戦でジョコビッチの12勝4敗。今年のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)2回戦はジョコビッチが逆転で勝利した。
上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、4回戦で第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)か第18シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝で第5シードの
R・ナダル(スペイン)か第9シードの
R・フェデラー(スイス)と顔を合わせる厳しい組み合わせになっている。
BNPパリバ・オープンは今回が12度目の出場で、現在大会3連覇中。初出場の2006年を除いて1度も4回戦を前に敗れていない。
ジョコビッチは、今季開幕戦のカタール・エクソンモービル・ オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)で2連覇を飾る好スタートを切ったが、3連覇を狙った全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は2回戦で
D・イストミン(ウズベキスタン)に敗北を喫した。
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