男子テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの亜細亜大学国際オープン(東京都/西多摩郡、ハード)は12日、シングルス決勝戦が行われ、第3シードの
高橋悠介(フリー)が第2シードの
仁木拓人(三菱電機)を7-5, 6-3のストレートで下し、優勝を果たした。
この試合、仁木にリードを許した高橋だったが2度のブレークに成功して第1セットを先取。続く第2セットでは仁木に1度もブレークを許さずに圧倒し、1時間31分で勝利した。
現在19歳の高橋は今大会、1回戦で吉田慎(亜細亜大学)、2回戦で
望月勇希(中央大学)、準々決勝で
片山翔(伊予銀行)、準決勝でW・トロンチャロエンチャイクル(タイ)を下しての勝ち上がりだった。
試合後の表彰式で、高橋は「去年は予選で負けてしまってここには長く滞在することはできなかったのですが、今年はこうして最後まで残ることが出来て、学生の皆さんにも本当に楽しい大会にして頂いてうれしく思っています」
「まだ大学シリーズが残り4大会ありますし、今年もまだ始まったばかりなので、少しでも早く上の舞台やグランドスラムで戦えるように頑張っていきたいと思っています。ありがとうございました」と今後の意気込みを語った。
今週の亜細亜大学国際オープンを皮切りに、次週の早稲田大学フューチャーズ国際テニス トーナメント(東京/西東京、ハード)、甲府国際オープンテニス(山梨/甲府、ハード)、筑波大学MEIKEIオープンテニス(茨城/つくば市、ハード)の大学シリーズが続けて行われる。
12日の試合結果は以下の通り。
【シングルス決勝戦】[3]高橋悠介 7-5, 6-3 [2]仁木拓人
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