女子テニスツアーのサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー(ロシア/サンクトペテルブルグ、ハード、WTAインターナショナル)は4日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク51位の
K・ムラデノヴィック(フランス)が主催者推薦で出場のN・ヴィクトリアンセワ(ロシア)に4-6, 6-2, 6-2の逆転で勝利し、決勝進出を果たした。
この試合、第1セットを落としたムラデノヴィックだったが、続く第2・3セットでは1度もブレークを許さず2時間9分の熱戦を制した。
今大会、ムラデノヴィックは2回戦で第4シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、準々決勝では第6シードの
R・ビンチ(イタリア)のシード勢を下して駒を進めた。今回がキャリア通算4度目の決勝進出で、初のツアータイトルを狙う。
また、同日に行われたもう1つの準決勝では、
Y・プチンセワ(カザフスタン)が第2シードの
D・チブルコワ(スロバキア)を3-6, 6-4, 6-4の逆転で下して初のツアー大会決勝進出を果たした。
5日に行われる決勝では、23歳のムラデノヴィックと22歳のプチンセワがツアー初優勝をかけて激突する。両者は今回が5度目の対戦で、2勝2敗のタイ。
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