女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/高雄、ハード、WTAインターナショナル)は29日、シングルスの予選2回戦が行われ、予選第9シードの
加藤未唯がB・クレイチコワ(チェコ共和国)を6-1, 5-7, 6-4のフルセットで下し、本戦出場を果たした。
この試合、クレイチコワに1度もブレークを許さずに第1セットを先取した加藤だったが、続く第2セットを落としてファイナルセットへ突入する。
その後は接戦から加藤がクレイチコワのサービスゲームを3度破り、2時間2分で勝利を手にした。
本戦1回戦では、第4シードの
A・セバストバ(ラトビア)と対戦する。
加藤は、先週行われていた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女子ダブルスに
穂積絵莉とペアで出場し、日本人のペアで全豪オープン史上初、四大大会では2002年の
杉山愛/
藤原里華組以来15年ぶりの快挙を成し遂げた。
穂積も今大会の予選に出場したが、予選1回戦で予選第10シードの
J・グラスコ(イスラエル)にストレートで敗れた。
本戦には、日本勢から
土居美咲、
奈良くるみ、
日比野菜緒、
尾崎里紗が出場。1回戦で土居と日比野が対戦する組み合わせとなった。
昨年は、決勝で
V・ウィリアムズ(アメリカ)が土居をストレートで下して優勝を飾った。
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