男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は3日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者の
西岡良仁は世界ランク29位の
V・トロイキ(セルビア)に4-6, 5-7のストレートで敗れ、2年連続初戦敗退となった。
>>ブリスベン国際 対戦表<<前日の2日、西岡から4-6で第1セットを落とした時点で、雨による悪天候の影響で翌3日へ順延となっていた。
第2セットから再開となったこの日、西岡は2度のブレークに成功して第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも活かしきれず、トロイキにブレークバックを許してゲームカウント5-5に。その後、第12ゲームでトロイキに与えたマッチポイントをしのげず、1時間31分で敗れた。
21歳の西岡は、現在世界ランク100位。昨年のブリスベン国際でも予選2戦を戦い抜いて本戦入りしたが、1回戦で
L・プイユ(フランス)に6-4, 3-6, 5-7の逆転で敗れて初戦敗退となっていた。
その他の日本勢は、世界ランク5位の
錦織圭が第3シードで出場。初戦の2回戦で予選を勝ち抜いた
J・ドナルドソン(アメリカ)と対戦する。
また、同日のダブルスにD・ティエムとペアで登場した錦織は、2016年のATPワールドツアー・ファイナルズを制した第2シードの
H・コンティネン(フィンランド)(フィンランド)/
J・ピアース(オーストラリア)組を1-6, 6-3, [12-10]の逆転で破る金星をあげた。
今大会の第1シードは
M・ラオニッチ(カナダ)、第2シードは
S・ワウリンカ(スイス)、第3シードは錦織、第4シードはD・ティエム、第5シードは
R・ナダル(スペイン)、第6シードはプイユ、第7シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第8シードは
D・フェレール(スペイン)。上位4シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
昨年はラオニッチが
R・フェデラー(スイス)を下して大会初優勝を果たした。
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