女子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、インターナショナル)は1日、シングルス予選2回戦が行われ、予選第1シードの
日比野菜緒がI・ソイル(トルコ)を6-7 (4-7), 6-4, 6-1の逆転で下し、予選決勝進出を果たした。
この試合、日比野はタイブレークの末に第1セットを先取されたが、続く第2セットで2度相手のサービスゲームを破ってセットカウント1-1に。ファイナルセットでは、ソイルに1度もブレークのチャンスを与えず、2時間22分のロングマッチを制した。
21歳の日比野は、現在世界ランク94位。日本女子選手の中では同40位の
土居美咲、同48位の
大坂なおみ、同77位の
奈良くるみに次いで4番手に位置している。昨年8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では
I・C・ベグ(ルーマニア)を下して、初勝利。10月のプルデンシャル・香港テニス・オープン(香港、ハード、WTAインターナショナル)では、元世界ランク4位の
S・ストーサー(オーストラリア)をストレートで下した。
日比野は予選決勝で、世界ランク189位の
Ar・ロディオノワ(ロシア)と対戦する。今大会は予選3試合を勝ち抜くと本戦入りとなる。
その他の日本勢では大坂が本戦へストレートインしており、1回戦で
An・ベック(ドイツ)と対戦する。
今大会本戦の第1シードは
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードは
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第3シードは
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第4シードは
B・ストリツォワ(チェコ共和国)、第5シードは
K・ベルテンス(オランダ)、第6シードは
A・パブリュチェンコワ(ロシア)、第7シードは
J・オスタペンコ(ラトビア)、第8シードは
A・コニュー(クロアチア)。
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