「日清食品 ドリームテニスARIAKE 2016 presented by P&G 東日本大震災復興チャリティイベント」が、11月26日に、東京・有明コロシアムで開催され、
錦織圭、
A・ロディック(アメリカ)、
大坂なおみ、
日比野菜緒、
M・チャン(アメリカ)、
ダニエル太郎が参加した。
錦織対ロディックや、錦織/ 日比野対ダニエル/ 大坂、錦織/ チャン対ロディック/ ダニエルなどのエキシビションマッチが行われ、約1万人の観客は、約4時間半のドリームマッチを楽しんだ。
「今回も地震があったり、なかなかそういうのは人間が止められるものではないので、起きた時に、日本全体で支え合うことができればいいなと思う。このエキシビションのチャリティをとおして、テニスの楽しさとかスポーツを見る楽しさを、皆さんに少しでも感じてもらえれば」
「もちろん収益を、何かに役立てることもあると思います。自分のプレーや、ロディックや海外の選手も協力してくれているので、何か少しでも楽しんでもらえれば、と思います」(錦織)
なお、今回のチャリティーマッチの収益の一部は、東日本大震災への義援金として東北テニス協会へ寄付される。
(文・写真/神 仁司)
プロフィール
神 仁司(こう ひとし)
ITWA国際テニスライター協会のメンバー。テニス専門誌の記者を経てフリーに。数々の海外大会を取材し、多数のテニス選手へのインタビュー取材をしている。国際テニスの殿堂の審査員。ラジオでは、スポーツコメンテーターも務める。著書に、「錦織 圭15-0」(実業之日本社)、「STEP 森田 あゆみ、トップへの階段」(出版芸術社)。
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