男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は14日、グループ・ジョン マッケンローの予選ラウンドロビンが行われ、今年の全米オープンを制した第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)は第5シードの
錦織圭に2-6, 3-6の完敗を喫し、初戦は黒星となった。試合後の会見では「今日の彼(錦織)は勝利に値するプレーをしていた」と称賛した。
>>錦織vsマレー1ポイント速報<<>>ファイナルズ組み合わせ表<<今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準決勝ではワウリンカが錦織を逆転で破っていたが、この日はミスを連発してしまい「最高の試合とは言えなかったのは確か。自分にとって、最高の日ではなかった。全体的に彼が良いプレーをしていた。最初からプレッシャーをかけてきた」と敗北を認めた。
続けて「今日は何も解決策を見つけられなかった。全てにおいて遅かった」とコメント。
ワウリンカはATPワールドツアー・ファイナルズに4年連続の出場で、過去3年連続で準決勝へ進出している。
今大会は錦織、ワウリンカ、
A・マレー(英国)、
M・チリッチ(クロアチア)がグループ・ジョン マッケンロー。もう一方のグループ・ イバン レンドルは
N・ジョコビッチ(セルビア)、M・ラオニチ、
G・モンフィス(フランス)、D・ティエムとなっている。
ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
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