男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は14日、グループ・ジョン マッケンローの予選ラウンドロビンが行われ、第5シードの
錦織圭が今年の全米オープンを制した第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)を6-2, 6-3のストレートで破り、初戦を白星で飾る好スタートを切った。
>>ファイナルズ組み合わせ表<<この試合、第1セットの第5ゲームでブレークに成功した錦織は、その後も得意のストローク戦だけではなくサーブ・アンド・ボレーなど攻撃的なプレーでワウリンカを圧倒し、このセットを先取。
第2セットはミスを連発するワウリンカの隙をついて第5ゲームでブレークし、リードを守ってストレート勝ちをおさめた。
両者は今回が7度目の対戦で、錦織の3勝4敗。今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準決勝では逆転負けを喫したが、この日ワウリンカにリベンジした。
ATPワールドツアー・ファイナルズに3年連続で出場している錦織は、初出場の2014年にベスト4進出。昨年は予選ラウンドロビンで敗れ、決勝トーナメント進出とはならなかった。
敗れたワウリンカは、ATPワールドツアー・ファイナルズに4年連続の出場で、過去3年連続で準決勝へ進出している。
今大会は錦織、ワウリンカ、
A・マレー(英国)、
M・チリッチ(クロアチア)がグループ・ジョン マッケンロー。もう一方のグループ・ イバン レンドルは
N・ジョコビッチ(セルビア)、M・ラオニチ、
G・モンフィス(フランス)、D・ティエムとなっている。
ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
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