男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は3日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)が第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-3, 7-6 (11-9)のストレートで下してベスト8進出を果たすと同時に、ツアー最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に2年ぶり2度目の出場が決まった。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)の上位8選手が出場出来るATPワールドツアー・ファイナルズはチリッチの他に
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(英国)、
S・ワウリンカ(スイス)、M・ラオニチ、
錦織圭、
G・モンフィス(フランス)の出場が決まっており、残りは1枠となった。
チリッチは、準々決勝で第1シードのN・ジョコビッチと対戦する。ジョコビッチは3回戦で第14シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を逆転で破っての勝ち上がり。
前週のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)決勝でチリッチは錦織をストレートで破り、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)に続く今季2勝目をあげている。
一方、敗れたゴファンは今回の敗戦で、ATPワールドツアー・ファイナルズ初出場の可能性がなくなった。また、
R・バウティスタ=アグ(スペイン)は今大会2回戦敗退の時点で初出場の夢は途絶えていた。
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