男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は6日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク20位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第6シードの
L・プイユ(フランス)を6-7 (3-7), 7-6 (7-0), 6-4の逆転で下し、大会2年ぶりのベスト8進出を果たした。
2度目の対戦となったこの試合、第1セットをタイブレークの末に落としたディミトロフは、第2セットでもプイユにリードを許すが、プイユのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークバックに成功。その後タイブレークを7-0で取ってファイナルセットへ持ちこむ。
勢いに乗ったディミトロフは、ファイナルセットで1度のブレークを守りきり、2時間25分で勝利した。
ディミトロフは、プイユとの対戦成績を2戦全勝とした。
準々決勝では、第2シードの
R・ナダル(スペイン)と
A・マンナリノ(フランス)の勝者と対戦する。
ディミトロフは今大会、1回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
過去の同大会では2014年にベスト8へ進出している。
一方、敗れた22歳のプイユはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)らを下して四大大会初のベスト8進出。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4回戦でR・ナダルをフルセットの末に破る金星をあげ、前週のモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード、ATP250)では今季初優勝を飾るなど、好調を維持していた。
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