- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

減刑シャラポワ「嬉しい」

イギリスのBBCは4日、女子テニスで世界ランク1位のM・シャラポワ(ロシア)がドーピング違反から2年間の公式戦出場停止処分が下されていたが、2年間から15カ月へ減刑されたと報じた。

これまで5度の四大大会優勝を誇るシャラポワは、今年の1月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の期間中に受けたドーピング検査で、禁止薬物のメルドニウムの陽性反応が出たため、国際テニス連盟(ITF)から2年間の出場停止処分が下されていた。

メルドニウムを健康上の理由で摂取していたシャラポワは、パフォーマンス向上の意図はないと反論。スポーツ調停裁判所(CAS)へ異議申し立てをしていた。

CASはその意見を考慮し、15カ月へと減刑する最終決断を下した。そのことから、シャラポワは2017年4月26日から公式戦のコートに立つことが出来る。

「色んな意味で、大好きなものが奪われてしまったような感じだったけど、それが戻ってくると感じられることは本当に嬉しい。テニスは私の情熱」と現在の心境を語った。

ミルドネートとしても知られているメルドニウムは通常心臓疾患へ用いる薬だが、2016年1月1日から新たに禁止薬物へ指定されていた。

シャラポワによると、2006年から健康上の理由でメルドニウムを摂取していたが、「パフォーマンス向上のための薬物として摂取したのではない」と主張していた。

また、メルドニウムが世界反ドーピング機構(WADA)が新たに禁止薬物へ指定していたことを知らなかったとも主張していた。

6月に2年間の出場停止処分が下されたが、シャラポワはその厳しい処分を受け入れられないとも語っていた。

CASによると、シャラポワの事案は「不正を働こうとしているアスリートとは異なる」としながらも、「彼女(シャラポワ)が犯した行為に対しては明らかな罪が科されるべき」とも加えていた。

同時に、自身のエージェントに対してWADAの禁止薬物リストをチェックする「適切な指示」を怠り、「管理、指導が十分でなかった」ことも責任があるとしている。

シャラポワは、1月26日の全豪オープン準々決勝でS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れた直後に受けた検査でメルドニウムの陽性反応が出ており、その後抜き打ちで行った2月2日の検査でもメルドニウムの陽性反応が出た。

2004年に17歳でウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制したシャラポワは、その後全豪オープン、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも優勝を飾り、生涯グランドスラムを達成。

しかし、今年の全豪オープン敗退後は公式戦の舞台へ立っていない。

シャラポワの出場停止処分は、最初に検査を受けた2016年1月26日から始まっているため、来年5月に行われる全仏オープン前には処分が明ける計算。

「今年の3月に処分について知らされてから現在に至るまで、テニス人生で最も辛い日々を送った。来年の4月にはまたコートへ戻れることが決まった今日は、最も幸せな日でもある」とシャラポワ。

「10年以上も摂取していた簡単に入手出来る薬が、もう摂取してはいけないものだということを知らなかったことについては、最初から責任を取るつもりでいた。でも、特に東ヨーロッパのようにメルドニウムが広く使用されている地域のアスリートなどへ、ルールの変更を知らせることも、他の機関はより良く対応していることも学んだ。」

「今は、もうこの事案については終わりを迎えた。ITFやその他のテニス界の反ドーピング機関などは、他の機関が行っていることを学んで欲しいと願っている。そうすることで他の選手が私と同じような状況に陥らないで欲しいと切に願っている」と強い想いを述べた。

処分が下されてからもシャラポワとスポンサー契約を延長したラケットメーカーのヘッドは、今回の減刑を受けて喜びのメッセージを発表していた。

シャラポワのメインスポンサーだったナイキは、6月の処分次第ではシャラポワを支持するとしたが、3月にその関係を一時的に停止していた。

世界的車メーカーのポルシェは、シャラポワの異議申し立てからどのような判決が下されるかを待ちたいとしており、スイスの時計メーカーのタグホイヤーは3月の時点で契約を打ち切っていた。

シャラポワは、今年セリーナに抜かれるまで、11年連続で経済誌のフォーブスが発表した最も収入のある女性アスリートに選ばれていた。

フォーブス誌が最後に発表したところによると、シャラポワの賞金とスポンサー契約料などの合計は、セリーナの2,260万ポンド(約29億3,800万円)に対し、1,710万ポンド(約22億1,300万円)になっている。






■関連ニュース■ 

・シャラポワ 処分決定の裏側
・マレー シャラポワ「処分当然」
・「シャラポワ引退」発言を撤回
(2016年10月5日11時14分)

その他のニュース

4月29日

今季トップのマッチ28勝目記録 (17時58分)

【告知】ナダルvsカチーン (16時45分)

ニューエラ「テニス」コラボ第3弾が予約受付中 (16時01分)

昨年決勝カードが4回戦で実現 (14時35分)

15連勝コリンズ 次戦サバレンカと大一番 (12時25分)

ズベレフ、シャポ下し7度目の16強へ (11時02分)

16歳最後の日にマドリッドOP16強へ (9時32分)

西岡、ダニエル出場サルデーニャOP組合せ (8時18分)

3連覇狙うアルカラスが16強へ (6時56分)

錦織圭 チャレンジャー大会欠場 (5時35分)

4月28日

柴原瑛菜 シングルスで準優勝 (19時46分)

チェンジコートで着席禁止に (18時50分)

ナダルの記録「二度と破られない」 (17時41分)

「最大の勝利」世界7位撃破 (16時45分)

柚木武/渡邉聖太ペアが初優勝 (15時18分)

股抜きショット披露 ブブリクが3回戦へ (14時48分)

元世界11位コルネが引退へ (14時05分)

18歳がディミ撃破「言葉が出ない」 (12時07分)

ナダルにリベンジ許す「簡単なことじゃない」 (11時01分)

メド 逆転勝ちで初戦突破 (9時31分)

失ゲーム2の完勝でシフィオンテクが16強へ (8時01分)

ナダル 3回戦進出も「まだ時間必要」 (6時21分)

ナダル 前週の雪辱果たし3回戦へ (1時24分)

【1ポイント速報】ナダルvsデ ミノー (0時00分)

4月27日

シナー 69分圧勝で初戦突破 (22時38分)

好調チチパス 予選勝者に屈し初戦敗退 (20時47分)

柴原瑛菜が本玉真唯を破り決勝へ (19時26分)

清水/トゥロター組がCH制覇 (18時46分)

シャポ3回戦進出 ズベレフ戦へ (17時32分)

世界8位 4連敗からようやく脱出 (13時34分)

19歳 疑惑のポイントに痛烈皮肉 (11時44分)

勢い止まらず14連勝! (10時36分)

ズベレフ 苦手意識ある相手撃破 (9時18分)

ナダルとアルカラス 五輪でペア結成へ (8時15分)

アルカラス 3連覇へ好発進 (6時47分)

ダニエル太郎 逆転負けで2回戦敗退 (5時33分)

4月26日

運も味方に 昨年女王が接戦制す (22時45分)

本玉真唯と柴原瑛菜が4強 (21時45分)

新たなMS開催報道をATPが否定 (19時54分)

全仏OP賞金総額が過去最高90億円に (19時01分)

「優勝は大きな意味」女王が初戦突破 (18時02分)

現役選手で4人目の1000試合到達 (17時01分)

17歳新星が逆転勝ちでMS初白星 (16時03分)

“ダブルベーグル”の圧勝劇 ガウフが3回戦へ (12時20分)

西岡は「僕を苦しめる」オジェが逆転で初戦突破 (11時04分)

ナダル「全ての瞬間を楽しもう」 (10時03分)

大坂撃破「彼女は素晴らしかった」 (8時28分)

ナダル 21歳年下に完勝で初戦突破 (7時20分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!