女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、ハード、WTAインターナショナル)は1日、シングルス決勝戦が行われ、昨年覇者で第4シードの
日比野菜緒(日本)は
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)に3-6, 6-2, 3-6のフルセットで敗れ、惜しくも2連覇とはならなかった。
決勝戦の第1セット、日比野は第5ゲームでブレークを許して、このセットを落とす。第2セットではファーストサービスが入った時のポイント獲得率を33パーセントに落としたプリスコバの隙をつき、1ブレークに成功してセットカウント1-1に追いた。
しかし、ファイナルセットでは息を吹き返したプリスコバに押され、1時間46分で力尽きた。
昨年のタシケント・オープンでツアー初優勝を果たした日比野は、今大会の1回戦でK・ウマロバ(ウズベキスタン)、2回戦で
尾崎里紗(日本)、準々決勝で第6シードの
L・ツレンコ(ウクライナ)、準決勝で第9シードの
D・アレルトバ(チェコ共和国)を破っての勝ち上がりだった。
今年はグランドスラム4大会全てで本戦入りを果たし、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で初出場で2回戦へ進出した。
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