テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、ジュニアの男子シングルス3回戦が行われ、第7シードの
綿貫陽介(日本)(フリー)がS・Korda(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-2, 6-2の逆転で下し、ベスト8進出を果たした。
この試合、第1セットを落とした綿貫は、第2セットの第1ゲームでブレークを許す苦しい展開に。しかし、挽回に成功してこのセットを29分で取った綿貫に流れが傾き、8強入りを決めた。
準々決勝では、K. Sultonov(ウズベキスタン)の勝者と対戦する。
今大会は1回戦でT・Bryde(アメリカ)、2回戦でI・Caruana(イタリア)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
今年のグランドスラム・ジュニアでは、全豪オープンでベスト8進出を果たすも、全仏オープンでは初戦敗退を喫し、ウィンブルドンは3回戦で敗れた。
その他の日本勢男子は
堀江亨(日本)(岐阜県/ 関スポーツ塾・T)と予選勝者の菊地裕太(兵庫県/ 相生学院高校)が1回戦敗退。
清水悠太(日本)(滋賀県/ パブリックテニスイングランド)は2回戦で敗れた。
女子は
本玉真唯(日本)(神奈川県/ S.ONEグリーン テニスクラブ)が初戦敗退。
村松千裕(日本)(千葉県/ 吉田記念テニス研修センター)と
宮本愛弓(日本)(千葉県/ ローズヒルテニスクラブ)が2回戦で敗れ、第15シードの
内藤祐希(日本)(東京都/ TEAM YONEZAWA)が3回戦で力尽きた。
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