大学テニス日本一の座をかけた平成28年度全日本学生テニス選手権大会(インカレ)は最終日の20日、岐阜メモリアルセンター(岐阜県岐阜市/ハードコート)で女子シングルス決勝が行われ、第2シードの林恵里奈(早稲田大)が細沼千紗(早稲田大)を6-2, 6-2のストレートで下し、悲願のインカレ初優勝を果たした。
同校対決となった今年のインカレ女子シングルス決勝は林が細沼を圧倒。
この試合、林は細沼の強打を1球1球丁寧に深く返し細沼のミスを誘った。
林は攻守のメリハリをつけて攻めるところは攻め、守るところは守ることでポイントを重ね、最後のインカレで有終の美を飾った。
細沼は終始硬さが見られ、本来のテニスをさせてもらえなかった。
現在3年生の細沼は、来年のインカレで今年の悔しさを晴らしたい。
準優勝の細沼インカレ初優勝の林-------------------------------------------------------------------
【女子シングルス 決勝】
細沼千紗(早稲田大学)2-6, 2-6
林恵里奈(早稲田大学)-------------------------------------------------------------------
個人戦シングルスは96名の選手が出場しており、トーナメントで競い合う。試合形式は3セットマッチで行われる。
女子シングルスの上位シード勢は加治遥(園田学園女子大)、林恵里奈(早稲田大)、寺見かりん(山梨学院大)、畑守美里(関西大)。
昨年の同大会では
西本恵(日本)(慶應大卒)が優勝を飾った。
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