大学テニス日本一の座をかけた平成28年度全日本学生テニス選手権大会(インカレ)は15日、岐阜メモリアルセンター(岐阜県岐阜市/ハードコート)で女子シングルス2回戦が行われ、細沼千紗(早稲田大)、江見優生乃(法政大)らが3回戦進出を決めた。
雨が上がり、厳しい日差しが照りつける中でスタートしたこの試合、細沼は6-2, 3-6, 6-2のフルセットで岩井真優(筑波大)に勝利した。
第1セットを6-2と先取し、第2セットもこの勢いのまま試合が進むかと思われた。
しかし、岩井が反撃、6-3で奪い返す。
迎えたファイナルセット、細沼が再度ギアを上げ、2時間超えのタフマッチを制した。
今年の春の関東学生トーナメントのダブルスで優勝を飾っている細沼は、3回戦で辻紘子(早稲田大)と対戦する。
あと1歩及ばなかった岩井(筑波大)
また、江見は福井愛(富士大)に6-3, 6-1で快勝。
快勝した江見(法政大)
江見はコースをつくストロークで終始主導権を握り、福井を寄せ付けなかった。
3回戦は押野紗穂(慶應大)と対戦予定。
2回戦敗退の福井(富士大)
個人戦シングルスは96名の選手が出場しており、トーナメントで競い合う。試合形式は3セットマッチで行われる。
女子シングルスの上位シード勢は、加治遥(園田学園女子大)、林恵里奈(早稲田大)、寺見かりん(山梨学院大)、畑守美里(関西大)。
昨年の同大会では
西本恵(日本)(慶應大卒)が優勝を飾った。
■関連ニュース■
・インカレ 第1シード加治ら快勝・インカレ 慶應の西田2回戦へ・インカレ 慶應の上杉ら快勝