全国から集まった小学生が日本一を競う第34回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は大会2日目の29日、女子シングルス準々決勝が行われ、繁益 春音(京都/京都市立桂東小学校)が宮原 千佳(福岡/春日市立須玖小学校)を2-6, 6-0, 6-2の逆転で下し、ベスト4進出を果たした。
この試合、繁益は第1セットを落とすも第2セットでは宮原に1ゲームも与えず、セットカウント1-1に。その後、ファイナルセットでは流れを掴んだ繁益が宮原を圧倒し、勝利を手にした。
宮原千佳
繁益は、同日に行われた3回戦で堀江 菜実(福岡/福岡市立城南小学校)と対戦し、その時も2-6, 7-6 (7-3), 6-4の逆転で勝利していた。
準決勝では、第2シードの古賀 彩花(千葉/野田市立みずき小学校)と対戦する。
同大会では、男子テニスで世界ランク6位の
錦織圭(日本)が2001年に優勝。その他では
添田豪(日本)は1996年に優勝、
守屋宏紀(日本)は2002年に準優勝、
関口周一(日本)は2003年に準優勝、
内山靖崇(日本)は2004年に優勝、
西岡良仁(日本)は2007年に優勝、
中川直樹(日本)は2008年に準優勝している。
女子では
奈良くるみ(日本)が2002年に準優勝、2003年に優勝。
尾崎里紗(日本)は2006年に優勝した。
昨年は、男子が
井上玄意(日本)(三重/当時:津市立桃園小学校)、女子は松田絵理香(神奈川/当時:横浜市立東品濃小学校)が優勝を飾った。
■関連ニュース■
・錦織も優勝した全小・久保杏夏 ストレート勝ちで8強・平川朝陽 ジョーンズ怜音破る