男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は25日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク370位で17歳の
D・シャポバロフ(カナダ)が第11シードの
N・キリオス(オーストラリア)を7-6 (7-2), 3-6, 6-3のフルセットで破る金星でツアー初勝利をあげた。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<この試合、シャポバロフは格上のキリオスに対して12本のサービスエースを叩き込み、勝敗を決めるファイナルセットでは1ブレークに成功して1時間39分で勝利した。
2回戦では世界ランク40位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
シャポバロフは今大会最年少の17歳。今年のウィンブルドン・ジュニアでは優勝し、主催者推薦で今大会に出場している。今シーズンは下部大会のITFフューチャーズ大会で3度優勝を飾った。
前週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)ではツアー大会初出場を果たし、初戦で
L・ラコ(スロバキア)に敗れた。
一方、敗れたキリオスは18本のダブルフォルトを犯すなど精彩を欠いた。昨年のロジャーズ・カップでは、2回戦で
S・ワウリンカ(スイス)を破ってベスト16へ進出していた。
また、今大会には世界ランク6位の
錦織圭が第3シードで出場。上位8シードは1回戦免除のため、初戦の2回戦では世界ランク43位の
F・デルボニス(アルゼンチン)と同131位の
D・ノビコフ(アメリカ)の勝者と対戦する。
今大会のシード勢は第1シードが
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードがS・ワウリンカ、第3シードが錦織、第4シードがM・ラオニチ、第5シードが
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードがD・ティエム、第7シードが
D・ゴファン(ベルギー)、第8シードが
M・チリッチ(クロアチア)。
■関連ニュース■
・全英Jr覇者 地元大会WC獲得・杉田 ディミトロフに逆転許す・錦織 世界43位か132位と対戦