男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は25日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク107位の
杉田祐一(日本)は同40位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)に7-5, 6-7 (5-7), 4-6の逆転で敗れ、マスターズ大会初勝利とはならなかった。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<この試合、3度のブレークに成功して第1セットを先取した杉田だったが、第2セットをタイブレークの末に落とすと、主導権を失い2時間27分で敗れた。
杉田は今シーズン、1月の全豪オープンで予選3戦を勝ち抜き、大会初の本戦出場。下部大会では2月の島津全日本室内テニス選手権大会で優勝を果たすなどの活躍で、3月に世界ランキングで自己最高を更新する97位を記録した。
今大会は予選第1シードでの出場予定となっていたが、
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)が棄権したため、繰り上げでマスターズ大会の本戦初出場となっていた。
勝利したディミトロフは2回戦で第11シードの
N・キリオス(オーストラリア)と主催者推薦で出場の
D・シャポバロフ(カナダ)の勝者と対戦する。
また、今大会には世界ランク6位の
錦織圭(日本)が第3シードで出場。上位8シードは1回戦免除のため、初戦の2回戦では世界ランク43位の
F・デルボニス(アルゼンチン)と同131位の
D・ノビコフ(アメリカ)の勝者と対戦する。
主なシード勢は第1シードが
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードが
S・ワウリンカ(スイス)、第3シードが錦織、第4シードが
M・ラオニチ(カナダ)、第5シードが
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードが
D・ティエム(オーストリア)、第7シードが
D・ゴファン(ベルギー)、第8シードが
M・チリッチ(クロアチア)。
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