テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日に行われる男子シングルス準々決勝に第2シードの
A・マレー(英国)と第3シードの
R・フェデラー(スイス)が登場し、準決勝進出を目指してコートに立つ。
>>フェデラーvsチリッチ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<大会7度の優勝を誇るフェデラーは、34歳にして新たな歴史を刻む最多8度目の優勝を狙う。
29歳のマレーは2013年に優勝を飾り、1936年以来の地元イギリス人チャンピオンとなった。
両者は対戦表の反対にいるため、6日の準々決勝と8日の準決勝に勝利すると、10日の決勝戦で顔を合わせる。
「もう1度ここウィンブルドンで優勝したい。それが出来たら最高だ」と語るフェデラーは、2012年の決勝戦でマレーを下して優勝した。
元男子世界ランク1位の
P・サンプラス(アメリカ)と、1880年代に活躍したW・レンショーも7度の優勝を飾っている。しかし、これまで誰も8度の優勝はしていない。男子テニスの歴史上、グランドスラムでそれ以上の優勝を飾っているのは
R・ナダル(スペイン)のみで、全仏オープンで9度タイトルを獲得している。
準々決勝でフェデラーは第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と、マレーは第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。もしフェデラーが勝利して準決勝へ進むと、
J・コナーズ(アメリカ)に並ぶウィンブルドン最多11度目のベスト4進出となる。
(STATS - AP)
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