テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会5日目の7月1日、男子シングルス2回戦が行われ、第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)が世界ランク85位の
D・ブラウン(ドイツ)を6-7 (3-7), 6-1, 2-6, 6-4, 6-4の逆転で下し、3回戦進出を果たした。
>>錦織vsクズネツォフ 1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<初対戦となったこの試合、第1セットをタイブレークの末に落としたキリオスは、アクロバティックなプレーのブラウンに苦戦するも、第4・5セットを連取して辛くも勝利した。
3回戦では第22シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。両者の対戦は今回が3度目で過去はキリオスの2連敗。
キリオスは、2014年のウィンブルドンでは4回戦で
R・ナダル(スペイン)を撃破して8強入り。昨年は
M・ラオニチ(カナダ)を破って4回戦へ進出した。
一方、敗れたブラウンは芝のコートを得意としており、2013年のウィンブルドンでは2回戦で元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)に勝利して3回戦進出。昨年は2回戦でナダルを破る金星をあげた。
これまではツアー優勝の経験はなく、世界ランキングでは2014年に記録した78位が自己最高。
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