【現地レポート】テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女子シングルスに出場する世界ランク70位の
日比野菜緒は27日にtennis365.netの独占インタビューに応じ、リオデジャネイロ・オリンピック出場の打診の連絡を受けていると話した。出場の最終決定は30日。
>>ウィンブルドン対戦表<<今年の全豪オープンでグランドスラム初の本戦入りを果たした日比野。その時は
M・シャラポワ(ロシア)、全仏オープンでは
S・ハレプ(ルーマニア)に敗れた。
今大会は1回戦で第32シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦する。
グランドスラム3大会連続で初戦からシード選手との対決となった日比野は、現在の調子について「前のグランドスラムは直前に会場入りしていたけど、今回は1週間前から会場に入っている。しっかり調整出来ているので(調子は)1番良いと思います」と自身の好調さをアピール。
続けて「過去の2大会は会場の雰囲気と相手にのまれてしまったので、今回は自分のプレーを遂行することに目標を置いて、それで勝ちがついてくればいいと思う」と述べた。
これからの目標については「世界中の人に名前を覚えてもらうに、応援されるような選手になりたいと常に考えています」と話す日比野は、昨年のタシケント・オープンでツアー初優勝を飾り、世界ランキングでは今年1月に56位を記録した。
「ランキングが上がったことで、今年WTAでプレーすることが増えた。そこで上の選手との差を感じたりして、へこんでしまうことも多かった。けど、あの(トップと戦った)おかげで今のレベルを経験出来ている」
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