男子テニスで世界ランク112位の
伊藤竜馬が19日に自身の公式ブログを更新し、右肘の痛みにより27日から開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の予選を欠場すると明かした。
「先週のドイツ・ハレATP500予選1回戦の途中で右肘に痛みが出ました。力が入らなくなる感じもあったのですが、アドレナリンのせいかその後は痛みをあまり感じずにプレー出来て1回戦勝利。でも試合後からカナリ痛みが出てきてしまいました」と伊藤。
伊藤は、先週のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に予選から出場。1回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)を7-6 (7-1), 6-3のストレートで下すも、2回戦で
杉田祐一に2-6, 4-6のストレートで敗れて本戦入りを逃していた。
「正直Wimbledonに間に合わないかもと不安はありましたが、間に合うと信じてイギリスに移動し、その他の部分のトレーニングや治療など出来る事を全てやり痛みがなくなるのを待っている状況でした」
「しかし、試合開始前日の今日の時点で痛みが消えることは無く、残念ですが先ほど欠場を決めました!!」と決断。
過去のウィンブルドンでは2012年と2014年に本戦出場を果たし、昨年は予選2回戦で
守屋宏紀との同胞対決に敗れ、2年連続の本戦入りとはならなかった。
最後に「色々考えてしまって欠場を決めるのは凄く辛かったです。でも、今は1日も早く日本へ帰国し精密な検査を受ける事が一番大切な事だと判断しました。1日も早く復帰出来るように頑張ります」と綴った。
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