tennis365.netと週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画「ベイビーステップ」、そしてスペインのサバデル・テニスクラブが共同開催する~Road To Spain チャレンジカップ~の関東大会は5日、立教大学・富士見総合グラウンドで男子シングルスの準々決勝・準決勝が行われ、藤井俊吾(法政大学)と昨年の関東覇者・村上彰啓(法政大学)がそれぞれ勝ち上がり、スペイン行きをかけて決勝で激突する。
今年で3回目を迎えるこの大会は高校生・大学生の年代を対象に、国際大会出場のチャンスと海外経験のチャンスを提供することを目的として、関東大会と関西大会をそれぞれ開催。関東は6月4日・5日に立教大学、関西は6月11・12日に大阪体育大学で行われる。
各大会の優勝者には、スペインのサバデルで開催される男子ツアーのITFフューチャーズ大会・サバデルオープンの本戦ワイルドカード、および往復渡航の権利が付与される。
藤井は福島晴(立教大学)と準決勝で対戦。8ゲームスマッチで行われたこの試合、藤井がネットプレーや福島の角度あるショットを何本も拾う粘りを見せ、ゲームカウント7-2と大きくリードする。その後福島に3ゲーム連取されるも、ゲームカウント8-5で勝利を決めた。
一方、村上は準決勝で伊藤隆(日本体育大学)と対戦し、序盤は伊藤にゲームを与えず圧倒するも、伊藤の強烈なサービスやネットプレーに苦戦。しかし、最後はゲームカウント8-5で2年連続優勝に王手をかけた。
決勝は法政大学1年・藤井と、同じく法政大学4年・村上の法政対決となった。また、昨年の関東決勝も村上と寒川雄太(法政大学)の法政対決だった。
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