テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)大会9日目の30日は、朝から降り注ぐ激しい雨が1日中降り続き、予定していた全ての試合がキャンセルとなった。全ての試合が行われなかったのは、実に16年ぶりのこと。
>>全仏オープン 対戦表<<大会主催者の発表によると、予定していた試合は31日へ順延となり行われる。この日の試合のチケットは全て払い戻すことになる。
過去に全ての試合が行われなかったのは、2000年5月30日だったと主催者から明かされていた。
しかしながら、今後の天気予報も良いものではない。31日はより雨が降ると予想されており、1日はもしかすると雨雲が途切れるかも知れない。
男子シングルスで第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と準々決勝進出をかけて31日に4回戦を行う。
女子シングルスでは、
S・ウィリアムズ(アメリカ)と
V・ウィリアムズ(アメリカ)の姉妹の試合が予定されていた。前年度チャンピオンのセリーナは第18シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と、第9シードのヴィーナスは昨年4強入りした第8シードの
T・バシンスキー(スイス)と4回戦を行い、今大会2006年以来となるベスト8進出を狙う。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・全仏9日目 雨で全試合延期に・錦織 落胆「ボール重かった」・ツォンガ全仏棄権 目には涙