テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会8日目の29日、男子シングルス4回戦が行われ、第8シードのM・ラオニチが世界ランク55位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に2-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れ、2014年以来2年ぶり2度目のベスト8進出とはならなかった。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、ラオニチはファーストサービスが入った時のポイント獲得率は63パーセントにとどまるなど得意なサービスは影を潜め、ラモス=ヴィノラスに5度のブレークを許して敗れた。
昨シーズン後半に怪我の影響で世界ランキングを落としていたラオニチだったが、今シーズンは開幕戦のブリスベン国際で
R・フェデラー(スイス)を下して優勝。1月の全豪オープンでベスト4、3月のBNPバリパ・オープンで準優勝などの成績を残し、トップ10返り咲きを果たしていた。
一方、勝利したラモス=ヴィノラスは、準々決勝で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と第22シードの
V・トロイキ(セルビア)の勝者と対戦する。
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